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先日NHKの報道番組で特集されていましたが、昨年夏日本近海の海水温は観測史上もっとも高くなったそうです。
その影響なのか和歌山県串本町では、名産であるヒジキが採れなくなったとのこと。
沖合では、海底を覆い尽くしていた海藻がなくなり、魚もいなくなったそうです。
日本各地で似たような事態が発生しており、温暖化の実害ではないかとされています。
前回のブログ「気象情報と消費傾向 その1」のなかで中長期の視点では、
〜気候変動によって農作物を作る場所が変わる可能性や、従来の観光地が観光地でなくなってしまうことも予想される〜
と書きましたが、
水産資源や生態系に与える影響は実はすでに深刻なのかもしれません。
さて、5月からの昇温期の気温は今年はどうなるでしょうか
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昨年は上のグラフを見てもわかるように、記録的な暑さの梅雨となりました。
熱中症も救急搬送が前年比で150%を超えるなど非常に多かったそうです。
熱中症対策用品が売れ筋になり、衣料品ではカジュアル衣料が伸長。食品飲料ではアイスコーヒーやお茶系の飲料が多くなったそうです。在宅ワークが増え、冷暖房器具などの購入も増加しました。
短時間の豪雨はあるものの、晴天が多かったためUV対策用品も売れたそうです。
気象協会から3ヶ月予報(3月24日)が出されています。
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それによると今年は昨年ほどではないが、平年並か高い傾向であると予想されています。最新の3ヶ月予報は4月23日に発表されますので、それも参考にして、コロナの影響を測りながら昇温期のマーケティングを考えていきたいですね。