地元亀崎の町で、今月19日・20日に開催されるイベントのご案内です。
その名は「ろじうら」。
亀崎の町がアートや音楽、グルメ、映像等々、イベントが町の界隈で行われるんです。
これは、亀崎の町を愛する若手達が昨年発起し開催されたもので、今年は第2回目です。
スケールも少し大きくなります。
19日(土)は夕方16時からの夜の部。
メイン会場はなんと亀崎の神聖な神前(かみさき)神社の神楽殿。
さまざまなミュージックをひっさげたアーティスト達によって、亀崎の夜が盛り上がります。
町の界隈ではサヤ(山車を入れる蔵)をバーに仕立てたSAYA BARや、空き店舗を一夜限りのカフェにしたり
グルメもたくさん。屋台も楽しみです。
そして20日(日)は、10時から昼の部。
亀崎公園とビバホーム駐車場を中心に、町のあちらこちらを使って
グルメはもちろん、家族で楽しめるワークショップや雑貨屋など、楽しいイベントが目白押しです。
特に、亀崎公民館では、かつで亀崎の町に存在した劇場、「相生座」が一日限りで復活!
ショートムービーが上映されます。
詳細はろじうらブログ:http://www.chitayle.jp/blog/rojiura/や
市内、亀崎町内に置かれたチラシをチェック!
このイベントに当社社員も複数参加、一緒にイベントづくりをしてきました。
まだまだ、看板作りなど、準備が追いついていない状況ですが、
イベントの成功を祈ってただ頑張るのみです!
亀崎という町は、毎年5月3・4日に行われる潮干祭が有名ですが
かつては泊地・遊興地として賑わいを見せた知多半島東部の古い町です。
知多半島東岸の諸地域は古くから海運が盛んで、
半田と並び亀崎も伊勢方面から三河国への往来の中継地とされていました。
伊勢参りの旅人をはじめ、多くの客がこの亀崎を通っていったようです。
明治19年開通の国鉄武豊線が、当初ここと半田にしか途中駅を設けなかったことからも
主要な町であったことが伺えます。
亀崎駅の駅舎は、開業当時から残る「日本最古の現役駅舎と言われているそうです。
産業として知多木綿で知られる木綿織物が台頭し、明治から大正にかけて職工の町となり、
これが亀崎の隆盛期だったそうです。
もうひとつ特筆すべきは、亀崎は月の名所だったそうです。
萬代(よろずよ)も かはらぬかけを亀崎の 波に浮かべて月照りにけり
以下、他サイトから転用〜
大正4年(1915)11月、大正天皇の即位の大典が京都御所で行われ
最も大切な大嘗祭(だいじょうさい〜今年収穫した穀物を神々にささげ、ご自身も召し上がる)を行う
悠紀(ゆき〜祭場(京都)より北方のもの)地方に愛知県が選ばれた。
その悠紀殿・主基殿(すきでん〜祭場より北方)に使用された屏風に、
昔より景勝の地として知られた神社の外苑から眺めた月を女流画家、野口小頻(しょうぴん)が描き、
歌を宮内省御用掛で御歌所派歌人、正二位子爵、黒田清綱が詠進したことにより亀崎の月が一躍有名になり、
9月の月見の夜は、神前神社の山が人で埋まる程の賑わいをみせたものである、
地震被害で観月亭も取り壊され、折角の月の名所も今や人々から忘れられようとしている。
萬代とは亀崎をほめたたえた寿詞である。
とあります。
亀崎の名月を「ろじうら」の夜、楽しんではいかがです?
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半田中央印刷の社員です。