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個人でも職場でもできるSDGs

普段「SDGs」を意識して生活していますか?

いまや小学生でも知っている「SDGs」という言葉。
「持続可能な開発目標」と言われると少し難しく聞こえて
何をすればいいのかわからなくなってしまいがちではないですか?
私もそうでした。
気をつけていることはマイバッグやマイ水筒を持ち歩いて
ゴミを減らすことぐらい…。

そんな毎日を過ごしていたのですが、
先日、引っ越しをした関係で通勤手段を変えてみました。
今まではマイカー通勤だったのを電車と自転車に。
それはただ単に、電車&自転車の方が
①朝の時間が有効的に使える
②ガソリン代が高いので経済的
という理由からなんですが。

でも実はこれも「SDGs」なんです!
「エコ通勤」とか「スマートムーブ通勤」などと
呼ばれているそうです。

「スマートムーブ」とは?

「スマートムーブ」とは、
日常生活の様々な移動手段を工夫し、
CO2排出量を削減しようという取組のことを言うそうです。
日本におけるCO2(二酸化炭素)排出量のうち、
全体でのCO2排出削減が進む中でも、家庭部門からの排出量は増大していて、
中でも「自動車」からの排出量は、1世帯当たりで見ると
「照明・家電製品など」に次いで2番目に多く、
全体の2割を占めているそうです。
そのため、この自動車という「移動」手段を見直すことは、
CO2排出抑制・地球温暖化対策に大きな意味がある、とのことです。


「スマートムーブ」が推進する5つの取組

・公共交通機関の利用
・自転車、徒歩での移動
・自動車の利用を工夫
・長距離移動の工夫
・移動・交通におけるCO2削減の取組に参加

「スマートムーブ」のメリット

① 環境にいい
CO2の排出など環境への負荷を考慮して、
例えば、公共交通機関が発達している地域では
公共交通機関や徒歩の積極的な利用、
そうでない地域では自動車の利用方法(エコドライブ)を
心がけるとGOOD。
【ゆっくりアクセルを踏む「ふんわりアクセル」を心がけるだけでも
10%程度燃費が改善されるそうです】

出典:国土交通省「輸送量あたりの二酸化炭素の排出量(旅客)」

② 身体にいい
普段の生活や旅行先での移動手段を徒歩や自転車に替えれば、
自身の健康づくりにつながるだけでなく、
自動車での移動では気付かないような景色や、
仲間と一緒に運動を楽しむ、といった新たな発見ができるかもしれません。

③ 快適・便利

渋滞に巻き込まれたり空いている駐車場を探したりして、
予想以上に時間がかかることもある自動車に比べて、
公共交通機関での移動は目的地への到着時間が計算しやすく、
予定がたてやすいという利点があります。
また、近距離移動の際も、
公共交通機関や自転車などのほうが意外に早くて快適だったりして、
これまで気付かなかった便利さに気付くことも。

調べてみると、実際に私が感じていたことが
わかりやすく言葉にしてあって驚きました。

毎朝、乗る電車の時間が決まっているので
朝ダラダラ過ごすことも減り、
駅まで自転車に乗る&駅の階段を登ることで
以前よりも歩数が倍に増えています。
朝の通勤渋滞で感じるイライラから開放されたことは
ストレス軽減にもつながっているかもしれません。

「スマートムーブ」と「SDGs」

「スマートムーブ」はこの部門のCO2排出量削減に貢献するため、
SDGsが目指すゴールの
13「気候変動に具体的な対策を」に
直結した行動になります。
また、エコドライブやエコカーの選択により、
エネルギー効率の向上や天然資源の効率的な利用にもつながる点から言うと、
7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」や
12「つくる責任 つかう責任」もあてはまるそうです。
他にも、社会全体として公共交通機関が発達し利便性が向上すれば、
高齢者など交通弱者の移動手段の確保にもつながるため、
11「住み続けられるまちづくりを」にも関係しているそうです。

自分の生活環境がたまたま変わっただけですが、
思いがけず「SDGs」の取り組みが出来ていることを知り
嬉しかったです。
普段は電車&自転車通勤ですが、
悪天候の時はマイカー通勤になるので
その際はゆっくりアクセルを踏む「ふんわりアクセル」を心がけて
「SDGs」を心がけたいと想います!

皆さんが取り組んでいる「SDGs」は何ですか?

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