「広告は不特定多数のへのアプローチ」という概念がネット広告にはありません。
「年齢」「性別」「地域」「趣味趣向」など細かいセグメントができて、さらに広告の掲載場所も多種多様。
ターゲットへ効率的に届けることができるのが、WEB広告の一番の強みと言えます。
ところで、WEB広告ってどんな種類があるの?
1. ディスプレイ広告(バナー広告)
いろんなサイトを見ていると、あちらこちらに広告枠があることに気づくかと思います。
ディスプレイ広告は、Webサイトやスマホアプリなどの広告枠に掲載される広告です。この広告枠に表示される仕組みがいくつかあります。
Ⓐ 純広告
純広告で一番有名なものがYahoo!のトップページ右上に表示される広告ではないでしょうか。特定のサイトの決められた枠を一定期間買い取って表示させる方法です。不特定多数のユーザーにPRする場合に使います。従来のマス広告のような立ち位置です。
Ⓑ アドネットワーク
複数のWebサイトの広告枠を媒体として配信します。ユーザーの属性(年齢・性別・地域等)やWebサイトのジャンルなどを指定して表示させることができます。
Ⓒ DSP
ざっくり言うと、「広告枠」ではなく「人」に届ける手法です。最終的にはアドネットワーク同様、複数のWebサイトの広告枠に配信することになるのですが、アドネットワークのひとつひとつが広告枠がある複数のサイト管理するのに対して、DSPはどこのアドネットワークを使えばいいかを決める仕組み※です。それぞれDSPは顧客情報などを持っているため、例えば「30代でインテリアに興味がある主婦」のように配信したいユーザー狙い撃ちできます。
※正確にはもっと複雑な仕組みがあります
Ⓓ リターゲティング広告
Webサイトを訪問したユーザーに再度同じ広告を表示する仕組みです。アドネットワーク同様、複数のWebサイトの広告枠に配信されます。
Ⓔ ジオターゲティング広告
スマホ等の位置情報からユーザーの居場所を解析して配信される広告です。リアルタイムの位置情報以外にも、移動履歴を取得することで、ユーザーの興味・関心なども知ることができます。「現在特定地域にいるユーザー」「過去特定地域にいたユーザー」などターゲットを細かく設定して広告を配信することができます。
2. SNS広告
Twitter・Facebook・Instagram・TikTokなどのSNS上に表示される広告です。
SNSユーザーの属性や行動履歴を広告配信時に利用できます。SNS広告の中にも純広告に近いものからDSP的な側面を持つものまで様々なタイプがあり、潜在層への認知拡大から顧客層へのアプローチまで、幅広い活用が可能です。
3 リスティング(検索連動型)広告
Yahoo!やGoogleのような検索サイトで検索したキーワードに連動して配信される広告です。
入力されたキーワードに応じて広告が表示されるため、ユーザーの興味・関心に応じた広告を配信できるというメリットがあります。認知拡大から販売促進まで幅広く活用可能です。また目的の明確で、今すぐ「購入したい!」「利用したい!」というユーザーの獲得に絶大な効果を発揮します。
4 ネイティブ広告(ネイティブアド)
コンテンツ内に広告を自然に溶け込ませることで、「ユーザーにコンテンツの一部として見てもらう。」を目的とした広告の手法です。媒体がSNSの場合はインフィード広告(投稿形式)、ニュースメディアの場合は記事広告で配信します。それぞれをもう少し詳しく解説します。
Ⓐ インフィード広告
SNSを見ていると、投稿と投稿の間に投稿みたいに見える広告があることに気づくかと思います。インフィード広告は媒体(SNS・ニュースアプリ等)に自然に溶け込むような形で配信される広告です。SNSの場合は投稿形式で配信します。ユーザーの目に入りやすいというメリットがある反面「騙された気分になる」というデメリットもあります。
Ⓑ 記事広告(タイアップ広告)
記事広告は、その媒体に掲載されている編集記事のようなカタチで配信される広告のことです。
企業がメディアと連携して制作する広告であるため、タイアップ広告ともいわれます。「いかにも広告」ではなく、あたかもコンテンツの一つのように配信されるため、ユーザーに受け入れられやすく、大手企業を中心にブランディングなどを目的として使われています。
5 動画広告
画像やテキストのかわりに動画を掲載する広告で、もっとも有名なものがYouTubeで見たい動画の前に流れる広告です。最近ではアドネットワークなどを介して一般のWebサイトに掲載されることも増えてきました。テキストや画像に比べて圧倒的に多い情報量を短時間で伝えることができ、利用シーンが拡大してきています。
→結論:いろいろあります。
ネット広告は、関心・興味度合いでのセグメンテーションが有効
いろいろあるWEB広告をどう使い分けるか?ですが、関心・興味度合いという指標が使えます。
ざっくり分けると「低関心層」「潜在層」「顕在層」「顧客層」に分かれます。そして、それぞれのセグメントに効果的な広告があります。
例えば「顕在層」は、貴社の商品・サービスに関心があるけど、購入・利用の経験がないという層です。ゴールに近い層と言えるので、背中を押してあげるアプローチで獲得する確率がアップします。検索キーワードに対して表示されるリスティング広告や、訪れたことのあるサイトを再度表示させるリターゲティング広告が有効と言えます。
→結論:運用は難しいので、半田中央印刷にまかせてください!
半田中央印刷では様々なWEB広告の運用を代行することができます。
貴社の商品・サービスに合わせて、料金設定からキーワードの設定、効果が低いと思われる施策の改善等を行います。
WEB広告は半田中央印刷におまかせください!