「新潟酒の陣」に行ってきました。
知る限り日本で一番大きなお酒のイベントで、新潟県内の約90蔵が出展する試飲祭りです。
行ってみたら規模も質も想像以上。
人の波をかきわけながら各蔵のブースを試飲してまわりました。
少しずつ飲み比べるのって楽しいです。
好みのお酒もよくわかります。
ただ、少しずつとはいえすべてのブースを飲み終える頃にはかなり良い気分になり、
どれが好みだったかよくわからなくなってしまいました。残念。
全国的に淡麗辛口が好まれる昨今ですが、
その中でも、新潟は酒造りの特徴を「新潟淡麗」という言葉を作ってブランド化していて、現代の日本酒づくりをリードしている自負が感じられました。
クリエイティブな雰囲気をもった蔵元も多く、
お客さんも若い方多かったように思います。
しかも4割くらいは女性でした。
ちなみに我が半田市をはじめ知多半島も歴史的に醸造で栄えた地域です。
19世紀(1800年代)には清酒で江戸市場の15%のシェアを誇り、200軒を越す酒蔵が立ち並んでいたということですから、その隆盛ぶりが伺えます。
今も「知多酒で乾杯条例」があって、「醸すブランド」も動き出しています。
現存する6件の蔵元もそれぞれ個性があって美味しいお酒をつくっています。
新潟と規模を比べることはできませんが、何か参考にできると良いなと思います。