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秋の南吉蛍の里〜実るほど頭を垂れる稲穂かな

早いもので、6月に開催した「南吉さんの蛍まつり」から3ヵ月が経ち、季節は秋に入りました。
今日は、近くを流れる矢勝川沿いの堤を真っ赤に埋め尽くす彼岸花が見頃ということで散歩がてら観てきました。
ここの彼岸花は、ある市民の方が彼岸花の球根を植え始めたのが始まりです。
今では、300万本以上の彼岸花がこの時期に咲き誇る観光スポットとなっています。

 

 

 

さて、彼岸花も気になりますが、弊社がお手伝いをしている南吉蛍プロジェクトの地、新美南吉記念館の奥に広がる谷地を訪れてみました。
蛍まつりでホタル観賞が行われるここ「南吉蛍の里」も、6月に初めての田植えを行いました。
わずか50㎡程度の田んぼですが、しっかり穂を実らせていましたよ。

土本さんを中心に環境整備が行われてきたこの谷地は、ホタルの幼虫を毎年5月に岩滑小学校の生徒達が放流したり、
記念館の方や地元の方も一緒になって草刈をする等、整備が進んでいます。
さらに昨年、大陸を気流に乗って飛来する蝶「アサギマダラ」を飛来させようと、大好きな花である「フジバカマ」の株を植えました。
フジバカマが花をつけると見事にアサギマダラが飛来したんです。
地域の方々の熱意と行動力には頭が下がります。私たちも常に謙虚さを持って取り組んでいきたいと思います。
フジバカマが花をつけるのはもう少し先ですが、今年もアサギマダラが来てくれるのか、楽しみです。

アサギマダラの写真は、こちらから借用させていただきました。

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