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印刷会社における化学物質のリスクアセスメント①

2011年9月 取り組み開始

半田中央印刷では10年前に顧問から危険な化学物質を使ってることを指摘されて
から改善活動を通じて健康的職場作りに取り組んでいます。
顧問に指摘されるまでは市販されている有機溶剤は安全なものであると思い込んで
いたため全く無頓着でした。そこで顧問による有機溶剤を理解するための勉強会
から始まりました。

しかし、この時点ではまだ我が身に危険が降りかかっているという危機感があまりなく知識は得ても直ぐに行動には移らず、ゆっくり代替の有機溶剤を探している状況でした。そんな矢先に下の写真の報道がありました。

2012年5月 印刷会社で有機溶剤が原因による胆管がんの報道


記事の中にジクロロメタンとあります。私たちは長年にわたり、この化学物質が含まれる洗浄剤を使用していました。なんとジクロロメタンは顧問の勉強会で早く使用を止めるよう指摘された化学物質だったのです。
この時に初めて危機感を持ち、すぐに行動に移さなかったことを反省し、早急に
化学物質のリスクアセスメントに取り組むことにしました。

次回以降はその後10年間の取り組みを紹介していきます。

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