こんにちは、新入社員の中野です。
お鍋が美味しい季節になってきましたね。
さて、10月18日に亀崎で行われた「ろじうら」というイベントに参加してきました。
私たちの会社がある亀崎地区は、秋に橋架祭(はしかけさい)というお祭りがあります。
このお祭りとともに亀崎の町を盛り上げようと地域の方を中心としたメンバーで立ち上げた
地域振興イベント「ろじうら」も今年で6年目を迎えました。
当社が昨年はじめて出店し好評だった「活版印刷」のワークショップ。
今年もこの日のために一年かけて準備を進めてきました!!!
活版印刷とは、ハンコのような凸のある版を一文字ずつ組み合わせて印刷する、
昔はどの印刷所でも使われていた主流の印刷方法です。
しかし、時代が変わり最新の印刷技術が普及するにつれ、
版を毎回組み替えなくてはいけない手間と労力のかかる活版印刷は姿を消していきました。
今では見かけることも少なくなりましたが、転写される凸部分のインクの付き方や
力加減で仕上がりが変わるため、とても味わい深い作品が出来上がります。
そのため東京ではその風合いを好んであえて活版印刷でハガキや
名刺を印刷するのが流行しているみたいですよ。
今年のワークショップでは、当社の社員が文字組み工程を行なえるよう
事前に練習を重ねてきました。文字の大きさもいろいろあり、
また反転文字のまま揃えなくてはいけない版の文字組みは意外と難しいんです。
↑ 見てください、この真剣な顔!!
今回はお客様にコースを選んでいただき、名刺やメッセージカードを作りました。
大きな印刷機械(?)をガシャン♪とおろす作業に、オープン早々めずらしいと人だかり。
インクがしっかり出ているのが好きな人もいれば、かすれ気味が好きな人もいる。
好みは人それぞれ!自分の思いどおりに印刷できると
「これいいー!!」と感動の声があがりました。
<カワイイ〜(^O^)(^O^)
一枚一枚手作りで想いの込めた名刺やカード、贈り相手に伝わるといいですね。
ろじうらイベントは私たちの活版印刷ワークショップのほかにもまちかどライブやろじガチャ、
クラフト&雑貨販売のお店がたくさん並び、亀崎の町が一部歩行者天国としてにぎわいました。
次回は来年。
今回楽しんでくださった方も、また来たことがない方もぜひお楽しみに!