10月7日(金)に半田消防署より講師の方をお招きし、防災訓練を行いました。
当初は火災による避難訓練を行う予定でしたが、雨天のため急遽「心肺蘇生、AEDによる救命訓練」をご指導いただきました。
数年に一度ご指導していただいている「心肺蘇生、AEDによる救命訓練」ですが、歳のせいか…うろ覚えな部分があります。そんな自分のためにも、今回はブログに手順とポイントを簡単にまとめてみました。次回の訓練までに記憶から抜けないことを祈ります!
まず、人が倒れていたら…
(1)安全な場所を確保する
車の往来など周囲の確認を行い、安全に救命できる場所を確保します。
(2)反応を確認する
肩をたたき、大声で「大丈夫ですか!」と確認。
ここで反応してくれる可能性もある。反応がなければ救助開始。
(3)通報と協力者の依頼
周囲に人がいれば、
「119番に通報お願いします!」と
「AEDを探してきて下さい!」を依頼。
※間違って110番に通報しないこと。
(4)呼吸の確認
胸や腹部が上下しているかを見て、呼吸を確認。
スマホなどを置いてみるとわかりやすい。
(5)胸骨圧迫
胸の真ん中にある胸骨の下半分を両手を重ねて圧迫する。
強く・早く・絶え間なく
5cm沈むぐらい待て30回絶え間なく速いテンポで圧迫。
AED・救急車が到着するまで行う。交代で行うとよい。
AEDが来たら…
(6)AEDの電源を入れる
フタを開けて、電源ボタンを押します。
(7)パッドの装着(2枚)
音声ガイドに従い、心臓を挟む位置にパッドを装着(パッドに配置絵がある)
胸に金属・水分(汗など)があると、効果がうすれるので除去する。
(8)AEDが心電図を読み取る
コネクターをさし、パッドと機械がつながると自動的に心電図の読み取りが始まります。
誤作動を防ぐため、患者に接触していないか確認します。
(9)電気ショック
「電気ショックが必要です」と音声ガイドが流れたら、再度、患者に誰も接触していないか確認してショックボタンを押します。
正常な呼吸がなければ、再度胸骨圧迫を続けます。
パッドは装着したままでOKです。
「電気ショックは必要ありません」と流れた場合も、胸骨圧迫を繰り返します。
以上が、今回ご指導いただいた流れです。
実際現場に居合わせたら、どこまできちんと行動できるか不安ですが、少しでも速く救命活動を行うことで、命が助かる確率は上がるということでした。
私の身近なところでは、兄がAEDで命を助けていただいたひとりです。
兄は剣道の練習後に道場で倒れ、たまたま警察関係のAEDに長けた方がみえて、迅速に適切な処置をしてくれたということでした。
本当に、AEDの大切さを感じます。
人はいつ、どこで倒れてしまうかわかりませんが
いつ、どこでも大切な命を救えるよう、このような定期的な訓練には今後もしっかり参加しようと思います。